ディズニーランド

<h2>バスツアー500kmディズニーランドへ</h2>






お節介親父のホームページへようこそ

いきなりですが東京ディズニーランドが
いつオープンしたか知ってますか
1983年の4月なんです
ここで紹介するお話のころ日本にはデズニーランドがまだなかったんです

最近では海外旅行に出かける人達がほんとうに
多くなっています、皆,
旅なれて行き先の季節、気温にあわせ
オシャレなウェアを用意してなかなかのものです

外国に旅をしたとき、旅先でちょっとした会話をする
ようなことがあって驚かされるのは同じ顔立ちの東洋人の多い街でも 
 現地の人には、日本人は日本人だと、すぐにわかるんですよね、あれってどうしてだと思います
我々は日本に観光旅行しているアメリカ人とオーストラリア人、イギリス人
なかなか区別が付けられないと思うんですけど

さて本題にはいりますが

このページのお話は良く考えもせず人をバカにしたり批判したり
やめたほうがいいよというお話です












笑い話1の続きになるお話です
随分と昔の話ですが、
青年の船とかいう夏休みの期間を利用した洋上研修の旅に
多くの若者が参加したときの笑い話です。

 500人だか千人だかさだかではありませんが、
日本中から大学生が参加して、
1万トンを超える船の上で研修を受けながら
太平洋を横断したのです。
途中ハワイ、ホノルルの港に寄港し
約2週間かけて
 船はサンフランシスコの港に着くと
何十も並んだ埠頭に横付けされたのです。

そこをホテルがわりに、
気の合った同士アチコチに小旅行を楽しんでいました。

 若き日の小生もその洋上研修旅行に参加していました。
 季節は7月の中旬、
サンフランシスコのこの季節は日本の夏とは大違い、
朝晩はとくにかなり冷え込みます。

 半袖シャツ1枚ではちょっと過ごせません。
私はその頃では珍しいスエード皮の
長袖のシャツジャケット
のようなものをいつも手荷物の中にいれ、
寒いと思ったときに着ていたのです。

 いくつかのオプショナルツアーが組まれ
3台ものバスを仕立てて
ロサンゼルス・ディズニーランドへの旅が
計画されていました。
日本にまだディズニーランドができていない頃の話です。

 夜7時サンフランシスコの桟橋から
バスはロサンゼルスに向け出発しました。

 関西から参加していた何人かの女子大生は
ディズニーランド
ではどんなテーマ館がある、
とかあの乗り物には行列してでも乗るのだとか、
大騒ぎをしていました。

 そんな女子大生のなかから、私のことを見やり、
「この人、皮のシャツ着てはるわ、・・・・
チョット、あんた私たちこれから、
ロサンゼルスに行くンヤデ、・・・・
ロサンゼルスは暑いところなんやで、
寒がりが・・・東京の人は寒がりなんか」
などと何人もではやしたてます。

 私は「暑ければ脱ぐだけ、手提げのバッグのなかに
小さく丸めて収められるシャツなんだから
余計なことをいうんじゃないよ」
と心のなかでつぶやきながら、黙っていました。
 ハイウェイをひた走るバスのなかで
半分うつらうつらしながら、
何時間かが過ぎ、バスは途中
ハンバーガーを売っていたり、
トイレが使えるようになっている、
日本で言えばサービスエリアのようなところに
寄っていました。

 アメリカの高速道路は無料なので、そのような場所には
一度インターチェンジを降りてから
寄るようになっていました。現在でも同じですが・・・・・・・・

 サンフランシスコよりもやや暖かい途中の場所も
夜が深まるとともにだんだんと冷え込んで

きて、スエード皮のシャツを着ていた私は
「ちょうどいい服装だったな」
と感じていた記憶があります。

実は私は
「アメリカは日本と違い大陸性の気候であることを考えれば、
昼間暑くても夜には冷え込んでくるかもしれない」
となんとなく予測していたのです。

 そしてバスがまた走り出し夜はますます更け、
気温が下がってきました。
バスにはエアコンがある筈なので
そのうちドライバーが暖房を入れるだろう
と思った私は、なにも気にしていませんでした。
なにしろスウェード皮のシャツジャケットを着ていた私は
それ程寒いとも思っていなかったのです。

 そして少しずつ回りの若者達が騒ぎ始めました。
「寒い・・・なんとかしろ」
先ほど私をからかった関西の女子大生は何故か私に向かい、
「あんた皮のシャツ着て寒くないかもしれんけど」
「うちら、寒いねん」「なんとかしなはれ」
と勝手なことを言い出します。

 私も「そんなに寒いなら、
ドライバーにそう言えばいいじゃないか」
と返事してやりました。

「なんて言えばいいんの?」「寒いって言えばいいじゃないか」
先ほどからかわれたばかりで
親切にする気分になれなかった私は
チョット突き放した言い方をしたのです。

 すると「寒い・・・って英語でなんて言えばいいのよ」と
大学まで少なくとも10年近くは
英語を勉強してきた大学生とは思えない
答えが返ってきたのです」

 しかたなく、私は「簡単に・・・We are coldって
言えばいいじゃないか」と答えてやりました。

 すると・・・周り中で We are cold だって、と、
こそこそささやきあうと
 声を合わせ 「We are cold  
 We are cold 」と
大合唱したのです

運転していた(無論)アメリカ人のドライバーが
運転席から振り返り・・・

「So am I」(俺も寒いよ)と答えたのです・・・・
すると先ほどの女学生が私のほうに・・・・・・向き

「なんて言ったの?」と怖い顔で私に聞いてきました。・・・

「俺も寒いって」言ってるよ、と答えると

「じゃあ・・・何故暖房を入れないの」と
また私に噛み付くように彼女は・・・
・・・  
私も意地になって、「僕にも何故かなんてわからないよ、
僕は特に寒いとも感じていないんだから、
彼に聞いてみればいいじゃない」
と答えてやったのです。

 すると「あんた英語得意そうや・・・聞いてみてくれなはれ」
とやや、やわらかな調子になって
たのんできたので、
私は「 Mr driver please 
switchi on heater」
(ヒーターのスイッチを入れてください)と頼んでみました。

ドライバーはこちらを振り返り肩をすくめ
「Air condition don't work
well」(エアコンが故障なんだ)と答えたのです。
     またまた女子大生「なんて言わはった?」・・・・・


 朝になりロサンゼルスに着いたバスの中は
ようやく暖かくなってきました。



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