ホリエモン事件

   


お節介親父のちょっと一言   言わせてくれ




                            



お節介親父のホームページへようこそ
会いに来て下さって有り難うございます
こちらのページではお節介親父のちょっと一言

言わせてもらいたいこと
どうしても気になること
そして、へー面白い それってなあに!!!!
興味深い話!!
を少しずつ書いていきたいと思います


左上の写真は、最近の真鶴半島ドライブ・・(遠く初島を望みます)
右上の写真はお節介親父近影(長瀞ドライブ)です




お節介親父こと
田中啓生
通称  ケイセイです

    お節介親父のプロフィールで触れたライブドア事件の裁判ですが、
東京地裁で、堀江被告に2年6月という実刑判決がでました。
この機会にもう一度この事件のことそしてこの判決について
考えてみました。
裁判では粉飾決算事件としてその犯罪性が裁かれている訳ですが
これまでの粉飾決算事件での執行猶予判決と比べ今回の実刑判決
は厳しいのではないかという意見、や一方
自らの利益のために証券市場を舞台に行った詐欺事件、他とは
性格が違う・・・厳しい判決はあたりまえ!!
という声も聞かれています

ところで粉飾決算の罪を考えるとき
「違法性の認識」という言葉が浮かんできます。
これまでとてつもない額の粉飾を行った大企業の経営者が
その裁判において
問われたのは「違法性の認識があったかということ」
「自己保身や、企業エゴのためどのような影響を
社会に与え、さらに、そのため一般投資家にどれほどの被害が
及んだか」ということかと思われます。
多くの場合違法であることを知りながら損失を隠すなど
間違いなく違法であることを知って行っているケースです。

大企業の経営者という「責任も信用も大きな」人間による行為
であるからこそ厳しく指弾さるべき・・・
・・・なのです。

それではこれまで大企業の経営者が行ったとされる粉飾決算
とホリエモンの今回のケースではその辺りを捉え
どちらが罪が深いのか  ?


私なりに良く考えてみました
結論・・・・今回の判決はこれまでの
判例を超えた重い判決
なのではないか?!というのが私の結論です。
(あくまでも他の事件との比較の問題として)
今後このような事件に対してはこれまで以上に厳しく断罪する、
その1頁なのだというならそれはそれで納得なのかも
しれません。

私は実は民放に長く勤務したものとして、あまりにも不遜に
そして軽々しく「放送と通信の融合を目指す」などとニッポン放送株
を大量取得したホリエモンの行為を非常に不愉快に感じていました。


それはそれとして、
大企業に於けるこれまでの粉飾決算事件を見るとき
長年にわたる先人の努力により、築きあげられた
その企業の実績と信頼を踏まえながら
経営者という立場をいいことに
「自らの保身、利益、身勝手な企業エゴのために」
「社会を欺いた行為」という捉え方が浮かんできます。
「経済界に於いても認められている存在の人物が」
「その信用を逆手にとって行った犯罪」
と言ってもよいのではないでしょうか。

この場合その企業が本来在るべき姿を信じた社会
一般投資家に対する罪とも言えるでしょう。

そこでホリエモンのライブドア事件との比較
ということになってきます。
一般投資家がライブドアという会社の株を買ったとき
健全な投資だと思ったでしょうか?
「もしかしたら大儲け!!」という気持ちが
あったと思います
「リスクは充分にある」
という認識ではなかったのでしょうか。
現にホリエモン逮捕の3月程前、私の極、身近な親類が
ライブドア株を約100万円買いました。

そのとき、ろくに証券会社の口座とも接点がなかったその人は
私に証券会社の紹介を頼んできました
「ライブドア株を今買えば儲かると思う」・・・と

そこで私は大手の証券会社2社の営業に
「どう思うか」
と尋ねたのです。

答えは私の想像したとおり「あまりお勧めできません」
でした。
それでもその人は結局注文を出し結果100万円はパー
になったのです。

ここまで書けばもうおわかり頂けたと思います。
真剣に物事を考え、自らに厳しく金の使い道を考えていれば・・・

退職金をはたいて損害をコオムッタ方は本当にお気の毒だとおもいますし
その意味ホリエモンの犯罪は赦し難いともおもいます。
ただ今後このような被害に会われる方が無いようにという気持ちで
大切な財産を動かすときには良く考え余程の覚悟でいないと
と思うだけなのです。

また全財産を投じて・・・イヤ財産の相当な部分を投じて
ライブドア株を買ったりしなければ、
誰もとんでもない程の被害には会わなかった筈なのです。
それがこの事件だったとも思えるのです。

私は決してホリエモンを擁護する気持ちでこれを書いているわけ
ではありません。
ただ冷静に事件を見つめると、
こういうことになると言いたいだけなのです。
誤解のないように言い直しますが、
ホリエモンに対する実刑判決が不当だと主張しているわけではありません。
また民事での賠償責任についても今後問われるべきものと思っています。

ホリエモンの犯罪を全体的に捉えた時「自己の利益のための株価操作」
と見ることができると思いますが、
これまでの大企業経営者によってなされた粉飾決算という犯罪も
自己の利益のために成されているという意味では同じこと
と解釈できるのではないでしょうか?

今回のこの裁判は調子に乗りすぎの生意気な若者の犯罪行為に対し
世間は甘くないよ
とお灸をすえたケースだと私は認識しています。

ホリエモンには私はこう言ってやりたいと思います。
「貴方は『罪の意識もなく、日々の仕事のスピードに振り回され
コミュニケーションを欠きあのような事態にいたった』とTV番組
に出演して述べていました」

「貴方はもっと反省し、世間に詫びなければいけないのです」
「急激に会社を成長させていく過程で起業家、そして経営者としての
本来持つべき責任、責務を忘れ傲慢、不遜、生意気でした」と
「そのために多くの投資家、自社の社員、社会に対し多大な迷惑
損失を与えてしまいました」「心よりお詫びします」と







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